特定技能外国人介護職採用選考時の介護日本語能力レベル判定テスト

ご案内

短時間の面接では人柄しかわからず

採用選考時に必要な即戦力性の判断は介護日本語能力でしか測れません。JLPT(日本語能力試験)N4やN3を持っているだけでは実際に現場で通用するかどうかはわかりません。採用候補者の人柄(性格)の次に重要な判断基準が日本語能力です。介護現場で必要な「読む」「書く」「聞く」「話す」がどの程度あるのかを、採用決定する前に確実に判断しなければなりません。

制度上、即戦力とみなされている特定技能外国人が本当にそうなのか。採用する側の自己責任で人財を見分けなければなりません。

日本語が即使えるのか?ワセダバンドスケールを参考に、レベル3(即戦力レベル)まで判定

特定技能や技能実習生などの来日外国人介護職候補者及び入職者の介護日本語能力を判定可能なZOOM形式のテストが運用可能になりました。スタート段階では、即戦力に十分かどうかの判断が可能な「レベル3」までの判定テストになっています。判定基準はワセダバンドスケールに準拠して、当法人独自の基準を採用しています。

判定基準についての説明動画

テストサンプル動画

所要時間目安:本人テスト実施時間30分、センター側採点表作成&受験様子動画編集まで60分
採点表サンプル

受験時のZOOM収録動画活用で正確な人材選考が可能に

ZOOMにて一人あたり20分程度。JLPT(日本語能力試験N4やN3)やJFTテスト結果等では見えてこない、介護日本語の即戦力レベルを大まかに判定できます。受入法人(雇用側)が採用面接~内定判断の間で本判定テストを活用されるのが望ましいです。(本人がZOOMで受験する際に、法人担当者もZOOMに同席されるのが理想的です。)

ZOOM形式のため、受験時の収録ビデオを採用関係者で共有し、採用判断資料にすることも可能です。

海外在住特定技能介護候補者のZOOMによる介護日本語研修を毎週、2年間にわたり実施、そのノウハウを活かす

当法人は、2期連続の外国人介護福祉士国家試験合格者数日本一を達成した国家試験対策オンラインコースのみならず、特定技能制度開始の2019年からオンラインにて評価試験対策や合格者への介護日本語教育を展開しています。外国人本人たちに無料で提供している介護日本語カリキュラムにはワセダバンドスケール方式による総合学習(ステージ5)があり、今回の判定テストはそのスケールに準じて、外国人介護職候補者の日本語実践力を判断するものになります。

上記介護日本語教育における「総合学習(ステージ5)」は、新人外国人介護研修プログラムビデオ内の「介護日本語ワセダバンドスケール方式総合学習」に相当します。

採用担当者がリアルで即戦力化を判断可能

下記にある問題から20分程度(あいさつから終了まで約30分)でテストが受けられるように、ランダムで出題します。「書く」テストはZOOMのチャット機能を利用して解答、それ以外の「読む」「聞く」「話す」は受験者が口頭で解答したものを、当法人の担当者がアナログで点数化します。また、点数化された結果だけではなく、採用関係者がZOOM判定テストに同席、あるいはテスト受験動画を確認することにより、各現場のニーズに照らした判断ができます。

※適宜出題内容を更新しながら短時間で精度の高い判定が可能になるようにしていきます。
(出題問題イメージ)

レベル判定ZOOMテスト →出題
         
レベル 読む 書く 聞く 話す
よく使う業務名、施設内の名称、利用者名を読むことができる。 よく使う業務名、施設内の名称、利用者名が書ける よく使う業務名、施設内の名称、利用者名が聞いてわかる。簡単なあいさつが聞き取れる。 よく使う業務名、施設内の名称、利用者名が言える。短い自己紹介ができる。
  ■業務名
読む
1 2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14
15 16 

■施設内の名称
読む
20 21 22 23 24
25 26 27 28 29
30 31 32 33 34
35 36 37 38 39
40 41 42 43 44
45 46 47 

■利用者名
読む
50 51 52 53 54
55 56 57 58 59
60 61 62 63 64
65 66 67 68 69
70 71 72 73 74
75 76 77 78 79
80 81 82 83 84
85 86 87 88 89
■業務名
絵を見て業務名を書く
1 2 3 4 5 6 7 8 
9 10 11 12 13 14 
15 

■施設内の名称
写真を見て場所の名前を書く
20 21 22 23 24
25 26 27 28 29
31 32 33 34
35 36 37 38 39
41 42 43 44
45 46

■利用者名
名前を聞いて、漢字で書く
53 56 57 58 60
61 63 65
■業務名
聞いてどんな仕事か説明する
1 2 3 4 5 6 7 8 
9 10 11 12 13 14
15 16 

■利用者名
名前を聞いて、正しくリピートする
50 51 52 53 54
55 56 57 58 59
60 61 62 63 64
65 66 67 68 69
70 71 72 73 74
75 76    78 79
80 81 82 83 84
85 86 87 88 89

■あいさつ表現
先輩からの声かけに簡単に返事をする
100 101 102 103 104
105 106 107
■短い自己紹介など
質問を聞いて、お話をする
120 121 122 123 124
125
身体の部位、骨の部位、職員の呼称などの用語を見て意味がわかる。 業務でよく使う言葉が書ける。
(PCで入力できる)
利用者の身体に関する要求について聞き取り、大意が理解できる。
施設関係者の簡単な指示を聞き取り、理解できる。
利用者にあいさつができる。
一方的な声かけができる。
  ■施設の職員の呼称
読む
201 202 203 204
205 206 207 208
209 210 211 212
213 214 215 216
217 218 219

■体の部位
読む
230 231 232 233
234 235 236 237
238 239 240 241
242 243 244 245
246 247 248 249
250 251 252 253
254 255 256 257
258 259 260 261

■骨の部位
読む
270 271 272 273
274 275 276 277
278 279 280 281
282 283 284 285
286 287 288 289
290 291 292 293
294 295 296 297
298 299 300 301
■施設の職員の呼称
絵を見て専門職名を書く
204 205 208 209
210 214

■体の部位
絵を見て部位名を書く
230 231 232 233
234 236 239 241
242 247 248 249
250 252 255 257
258 259 260

■骨の部位
絵を見て部位名を書く
275 278 279 282
290

■利用者の名前
名前を聞いて、漢字で書く
310 311 312 313 
314 315 316 317
318 319 320 321

■利用者の訴え
訴えの内容を説明する
330 331 332 333
334 335 336 337

■職員からの指示
確認の復唱・返事をする
350 351 352 353
354 355 356 357
■一方的な声かけ
場面設定を聞いて利用者に声かけする
370 371 372 373
374 375 376 377
378 379
外国人即戦力レベル   
定型的な書類を読んで理解できる。
専門用語、症状名が読んで理解できる。
記録で使う言葉を読んで理解する。
定型的な書類に記入できる。
専門用語、症状名が書ける。
記録で使う言葉が書ける。
施設関係者の専門用語による指示が理解できる。
専門用語・症状名を聞いて理解できる。
利用者と日常的な話題で会話できる。
施設関係者と専門用語を使って話せる。
わからないことを確認できる。自分の要求が言える。専門用語、症状名、記録で使う言葉が言える。
利用者と日常的な話題で会話ができる。
  ■バイタル/排泄チェック表等(体の症状)
3つ読む
401 402 403 404
405 406 407

■3大介助に関する用語
3つ読む
411 412 413 414
415 416 417 418
419 420 421 422
423 424


■バイタル/排泄チェック表等(体の症状)
3つ聞いて書く
401 402 403 404
405 406 407

■記録に使う専門用語・症状名
3つ聞いて書く
411 412 413 414
415 416 417 418
419 420 421 422
423 424

■声かけ時と専門用語の区別
一般的な言葉を専門用語で書く
431 432

■バイタル/排泄チェック表等(体の症状)
3つ聞いて意味を説明する
401 402 403 404
405 406 407

■記録に使う専門用語・症状名
3つ聞いて意味を説明する
411 412 413 414
415 416 417 418
419 420 421 422
423 424

■記録
一般的な言葉を専門用語で言う
431 432

■専門用語での指示
言われた内容を返事で確認※「聞く」の次にセットの「話す」へ
441 443 445 447
449 451 453

■専門用語での指示
上司の質問に答える
442 444 446 448
450 452 454

■会社の手続き
指示を聞いて、上司に話す
455 456 457
458

外国人夜勤可能レベル   
異常がない場合の記録が読める。
病名を読んで理解できる。
相手の心を理解するための語彙がわかる。
異常がない場合の記録が書ける。
病名が書ける。
相手の心を理解するための語彙がわかる。
利用者の要求や訴えを聞き、内容が理解できる。相手の気持ちに寄り添って聞くことができる。 利用者の要求や訴えの内容をほかの人に伝えることができる。
病名が言える。
相手の気持ちに寄り添って話すことができる。
  ■書類・介護記録
 →語彙編8/文章編4
■相手の心を理解する→語彙編9・10
■書類・介護記録
 →語彙編8/文章編4
■相手の心を理解する→語彙編9・10
■利用者の要求を聞く→語彙編8
■傾聴する→会話編6
■利用者の要求を伝える
 →語彙編8/会話編5
■あいづち・聞き返し→会話編6
普段と少し違う様子がある時の記録が読める。 普段と少し違う様子があっても、ほかの人の記録を参考にして書ける。 利用者の身体的な欲求や訴えを聞いて対処できる。方言や丁寧な表現を聞いてわかる。 利用者の身体的な要求や訴えに対処できる。丁寧な話し方ができる。
  ■書類・介護記録→文章編4・5 ■普段と少し異なる記録
 →文章編4・5
例「いつも1人で着替えるが、今日は手伝ってほしいと言った」
■利用者の要求を聞く→会話編8
■申し送りへの参加→会話編9
■丁寧な言葉遣い→会話編7
■利用者の要求への対応→会話編8
普段と大きく違う状況を記録した書類が読める。 普段と大きく違う状況を記録できる。 利用者の精神的な欲求や訴えを聞いて対処できる。
会議など、改まった場面での会話を聞いて理解できる。
認知症や難聴などの症状に合わせ、聞きやすい話し方や内容、言葉遣いを選ぶことができる。会議などの改まった場面で報告できる。
  ■書類・介護記録→文章編4 ■書類・介護記録→文章編4 ■申し送りへの能動的な参加→会話編9 ■申し送りでの発言→会話編9
問題発生時の状況などを読んで理解できる。 問題発生時の状況を記録に書くことができる。 問題発生時の状況を聞いて対応できる。 問題発生時の状況を報告できる。
  ■ヒヤリハット/事故報告書
 →文章編4
■ヒヤリハット/事故報告書
 →文章編4
■ケア会議等への参加
■問題発生時の対応→会話編10
■ケア会議等への参加
■問題発生時の対応→会話編10
業務に関する様々な専門用語や長い文章を読み、理解し、対応できる。 業務に関する様々な文章が書ける。ケアプランに合わせ、どのように行動するか考えながら書ける。 業務に必要な全ての内容を正しく聞き取り、理解し、対応できる。 専門知識を活かし、場面や相手に応じた話し方で対処ができる。
  ■ケアプラン・様々な書類
 →文章編6
■様々な書類→文章編6 ■ケア会議等への能動的な参加 ■ケア会議等での発言
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