特定技能介護外国人介護福祉士試験一発合格率88%、、オンライン試験対策コース年間受講料無料の外国人生徒たち

ご案内

試験対策オンラインコース無料受講特定技能生徒8名が初受験し、7名合格

毎年2月から翌1月までの外国人向け介護福祉士国家試験対策オンラインコース(コース名はWebTutor)を開催していますが、今年の第36回介護福祉士国家試験の受験結果が集計されましたので、合格者の属性についてお知らせいたします。

特定技能外国人一発合格率88%

基本学習動画と復習ZOOM授業の組みわせで実施させるWebTutor2023コースでは、16名の外国人が合格しました。このコースを初めて受講し、国家試験を受験した特定技能外国人は8名いましたが、そのうち7名が合格しました。実に合格率88%になります。

また、同時期に毎週2回のZOOM授業に参加できない人向けに開催した、基本学習動画と復習ZOOM授業編集動画の組み合わせで実施されたビデオコース2023でも、特定技能外国人の4名が初受験に挑み、3名が合格しています。リアルZOOMがその編集動画に置き換えられても合格率は75%と高い実績を上げることができました。

その他、前年度のWebTutor2022を修了し、その後の1年間を独学で初受験に臨んで合格した外国人も2名います。

今回の国家試験で、当法人が合格の報告を受けたのは総勢22名。出身国は、フィリピン(5)、インドネシア(3)、ベトナム(4)、ネパール(2)、ミャンマー(4)、モンゴル(1)、カンボジア(1)、スリランカ(1)、ブラジル(1)の9か国。(カッコ内は合格人数)
在留資格別では、特定技能13名、EPA介護福祉士候補者1名、介護福祉士専門学校通学生1名、一般の長期在留外国人7名となっています。

昨年度のWebTutor2023からは、受講の質を向上される目的で、事前に当法人が展開する無料介護教育にて介護の日本語や特定技能テキストを活用した介護基礎知識学習の宿題を終えることと、週4回実施する無料ZOOM学習に時々参加することをコースの申し込み要件にし、新規受講者の人数を絞ったため、合格率が一挙に向上しています。今年度のWebTutor2024では、新規外国人受講者は24名おり、そのうち、無料受講の特定技能は18名(その他外国人の受講料は年間1万円)。彼ら新規特定技能受講生で来年1月の国家試験を受験する予定の人は8名となっています。

一方、WebTutorコースでは毎週火曜日と土曜日の週2回、それぞれ19時から開催する復習ZOOM授業に概ね7割以上出席することが義務づけられています。そのため、雇用施設側からある程度のシフト協力が得られなければ受講することができません。

ZOOM参加が難しい外国人向けにビデオコースも大幅に改良

上記のように、WebTutorコースでは年間を通じて50週にわたり、週2回のZOOM参加が義務づけられ、学校のようにカリキュラムに組み込まれているため、雇用施設側の理解を得られない外国人は受講ができません。そのため、今年度のビデオコース2024からは可能な時にWebTutor2024のZOOM授業に一緒に参加できるようにし、参加できないときも翌日以降にはその授業の収録ビデオで学習できる仕組みを採用しました。本コースは日本人、外国人ともに受講料一律年間3万円と、WebTutorコースより高額にはなりますが、より多くの外国人に受講していただいて、効果的な試験勉強ができるように配慮しました。

但し、1年間コースカリキュラムのため、参加開始が遅くなると、既に終わった授業のキャッチアップが難しくなります。また、授業で遅れが出ることはクラス全体にもよい影響を与えません。そこで途中参加の期限を原則4月いっぱいとしました。5月以降にコース参加を申し出られた場合には、参加遅延ペナルティとして2万円を受講料に上乗せすることで相談に応じることにしています。

介護福祉士資格取得を目指す外国人が楽しく学習でき、安心して合格に結びつけられるようにと、雇用施設側と共に三位一体となって、来日から介護福祉士資格取得まで一貫した教育育成支援を提供する法人会員サービスも実施しています。


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