コロナ禍で本国にて足止めされている特定技能外国人介護職予定者を対象に、無料の介護日本語講座を提供することにしました。
9月5日より毎週土曜の夕刻に1時間ずつ、ZOOMを利用したリアルタイム授業を開催します。
日本の介護現場で即戦力になるためにまず問われるのは、「日本語の会話能力」です。しかしながら、来日経験のない外国人にとって、自然なイントネーションを身につける訓練の機会がなく、たとえ規定の日本語能力試験に合格していても、介護現場で通用する利用者や同僚とのコミュニケーションはほぼ無理であり、受け入れ介護施設にとっては大きな悩みであり、経営課題の一つとなっています。
そこで、来日準備期間中の介護職予定者が来日後すぐに、できるだけ自然なコミュニケーションがとれるようにと、特にヒヤリングと発音やイントネーションの訓練に重点を置き、介護現場での即戦力的なコミュニケーション力を身につけさせ、スムーズに就労を開始できるよう支援するものです。
8月29日にZOOMを使ったオリエンテーションが開催され、フィリピンやネパールから20名ほどが参加しました(登録者はその時点で34名)。下記のユーチューブでオリエンテーションの様子や、生徒たちの現時点での会話能力や「やる気」を垣間見ることができます。
ユーチューブ動画 https://youtu.be/QAEjqwq738M
なお、当面は、本ZOOM授業に参加できる外国人を、当センターが運営する特定技能介護評価試験対策講座(無料)の受講生のうち、すでに合格していて(約320名)、コロナ禍のため来日できずにいる人に限定しています。また、受講生は全員、INA(一般社団法人国際介護人財組合)無料正会員になっており、来日後も介護福祉士資格取得に向けて様々な教育を無料※で受けられることになっています。(※INA賛助会員介護事業所に所属の外国人介護職も同様な教育支援が無料提供されます。)
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